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笹幸恵
2019.9.7 14:22日々の出来事

草津。

昨年、学生として発掘調査に参加した
縄文遺跡の現場へ行ってきました。
思えば、ここがヘルニアの原点・・・。
無理な姿勢で穴を掘っていた記憶が
まざまざと蘇ります。
先生に解説していただきながら
見学したのだけど、いや、すごい。
何がすごいって詳細は言えないのですが、
少なくとも考古学の歴史に残る重要遺跡と
なることは間違いない。
素人の私が見てもそれがわかります。
夕方までお手伝いをしたあと、
それほど遠くない草津温泉へ。

翌日は朝から草津温泉を満喫してしまった!
西の河原温泉っていうところが最高でした。
なだらかな登りになっている河原を
てくてく歩いていった先に、露天風呂(大人600円)。
あと「地蔵の湯」という公衆浴場にも行きましたが、
ここは熱すぎて入れなかった・・・。

草津名物・湯もみも見たよ。

湯もみガールズの皆さん

帰り道、八ッ場ダム近くの「道の駅」にも
立ち寄りました。
昭和27年に建設計画が発表されていると
いうから、ものすごい長い年月が経っているんだなあ。
住んでいる人々の生活や、温泉街、その源泉が
水没してしまうことももちろんだけど、
周囲に広がる緑豊かな山々を見て、ふと思いました。
もしかしたら、こうしたところにも
縄文人が生活していたかもしれない。
その痕跡があるかもしれない、と。

便利に生きる現代人の罪深さをしみじみ感じました。


「道の駅」からの景色

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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